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2016年12月27日

タミヤ1/25 タイガーI型 製作記

プラモデルの往年の名作タミヤ1/25 タイガーI型を、ガールズ&パンツァー登場の黒森峰女学園212号車(西住まほのティーガーI)として作りました。50年近く前のキットですが、子供の頃に色々と苦労した部分も、今ならもう少しだけ要領よく作れるかもw

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タミヤ1/25 タイガーI型です。ティーガーじゃなくて「タイガー」と呼びたいですね(笑
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仮組みして改修ポイントを確認します。全体の雰囲気は悪くないので、砲塔と防盾の高さだけ詰める方針で行きます。手前は比較用のタミヤ1/35。

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このキット、シャーシの刻印には1969とあるので47年前のキットだけど組み立てカンタンなのは流石タミヤですね♪
ポリ製の組み立て式履帯にサスはトーションバーで可動。内部も再現されてます!
細かいこと言うキットじゃないので、箱開けてドンドン組んでいきます。

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実車通りのトーションバー可動サス、リモコンで走らせるには楽しいんだけど、自重でヘタってシャコタン気味(次の写真)なので、シャーシ下にゲタ噛ませて車高上げて様子みたのが上の2枚です。
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履帯はポリ製の組み立て式です。自重で垂れ下がる感じはとっても雰囲気あって本キットの売りでもあるのですが、実のところ幅もピッチもチョイとオーバースケール気味です。なので履帯の枚数も実車は96枚ですが、キット指定は72枚です。それ自体はまあいいのですけど、キットの履帯は外側の縁が分厚いので、外側になる縁の部分を1枚ずつ斜めに削ぎ落すとモッサリ感が無くなり雰囲気がアップします。作業は新品の刃に交換したカッターナイフで行いました。
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左がキットの状態、右が履帯の端を斜めに削ぎ落した状態です。


製作時に参考にした資料としては、ガルパンの設定集はもちろんですが、「アハトゥンク・パンツァー第6集ティーガー戦車編」を主に使用しました。あとは写真に写っているタミヤの1/35初期型キットの各部寸法をノギスで計って1.4倍したものを基準として、今回の工作に反映するかどうかを決めていきました。
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まずはいちばん気になる主砲防盾の高さを上下で詰めて具合を確認しているところです。
防盾の高さを修正すると、やはり砲塔の高さも気になってきます。実寸で砲塔は1.5mmくらい低くすると丁度いい感じです。ガルパン資料を見ると、砲塔の平面形は実車どおり左右非対称になっていますが、本キットの工作では砲塔平面形は気にしないことにします(^^;


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ということで砲塔は高さを1.5mm詰めることとし、ギコギコ作戦発動です!
適当なノコの切りしろ分が丁度いい感じで、写真の位置で分割します。ビジョンポートは上側、砲耳は下側です。
縦の分割部はスジ彫り入れて折るだけでOK。
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ぶった切って再接着して出来上がりです!お手軽工作だけど印象が相当変わりました!


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車体は前面装甲上部を削って高さを低くします。
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前部上面装甲の組み合わさる溶接ラインが変なので、フェンダー切り落として調整します。溶接跡は後で再現し直します。
大きな改修的にはこんな感じでしょうか。

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車体側部底面にモーターライズ用のでっかい穴が開いてますのでプラ板で蓋をしておきます。
あとエンジングリルから覗ける中がスカスカなのも気になったので、キットのエンジンパーツ(元々はリモコン用モーターに被せるフタ)を切り刻んでプラ板でソレっぽくデッチアップします。グリル越しに結構見える感じですけど、あとは黒っぽく塗っておけば大丈夫でしょう(^^;

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フィギュアを乗せようと思うとスッカラカンのキューポラが気になってきたので、内部をプラ板でデッチアップ。
「ソレっぽく何かある」程度の解像度ですが(^^;
あわせてスリット位置を調整し、スリット下にぐるり入る分割ライン、水抜き穴、直接照準器も再現します。

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車内をサフEVOのオキサイドレッドで塗りました。どうせ内部は見せないので車体上部はコレで閉じちゃいます。
車体天板のプラ材は剛性上げるための補強材。車体各部は結構ヒケてるのでパテで成形します。
前方機銃はアベール1/25の金属製MG34を仮止めしています。


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エアクリーナのフランジ部分って初期型の萌えポイントだと思うのでプラ材で付加工作します。ビニール製のパイプもウェーブのプラパイプに交換しています。実車では排気管カバー上部にフランジと干渉しないための切り欠きがあるので再現してやると、写真のようにピタリと各部が収まります。エンジングリルのメッシュはアベールの1/25タイガー用ってのがあったので使ってみたら、内部は全く見えなくなっちゃいましたw
フランジのボルトはMENGのNUTS AND BOLTSを使っています。

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車体前面上部の接着跡を消し、側板との溶接ラインを修正します。擬装網立ての丸い基部はウェーブのプラパイプです。切り飛ばしたフロントフェンダーはプラ板で作り直します。ヒンジ等の細部もプラ板細工でそれっぽく。目立つ場所なので工作でディテールを追加しておくと完成後に映える部分と思います。ただし実写で付くフェンダー前端の跳ね止め用のフックはガルパン車には描かれてないので遠慮なく省略です(^^;
OVM類もクランプだけを再現するので、キットの取り付け穴は全部埋めて成形しておきます。表面のヒケはパテで成形します。


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砲塔天板を接着しました。1/35キットを参考に主砲防盾の裏側を再現し、砲塔と防盾の隙間もプラ材で埋めます。ノーマルの完成写真(下)と比べると、砲塔と正面装甲の高さ詰めたことでかなり印象変わってるのが分かると思います。スモークディスチャージャーも作り直すので、接着ガイドはプラ版で埋めて成形します。よく見ると二つある照準孔が微妙に水平じゃないのが気になったので、このあと内側を埋めて掘り直しました。

トーションバー最前列と最後列にある白いのが、サスペンションのヘタリ防止用ストッパーです。プラ材貼っただけですがこれで十分です。

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ボッシュライト周りも作り直します。主砲同軸機銃は真鍮パイプ。ジャッキ台はケガキ針やナイフで木目を入れます。
さすがにそろそろ飽きてきた(^_^;

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防盾の主砲基部のボルト、本当は尖頭ボルトなんだけど、適当なサイズが無かったので普通のボルトを植えます。
各部に使っているMENGのプラ製NUTS&BOLTSから、SET Bの2.2mmサイズを使用。
前述したリアのエアクリーナ配管のフランジ部や、ボッシュライトの基部、ライトコード引き込み部等にも丁度いいサイズを選んで使ってます。

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OVM以外の工作ようやく終了したところ。各部の手すりは真鍮線に替えました。
スモークディスチャージャーは車体への取り付け部をプラ板で作り、各筒はキットパーツ基部の角度を変えて接着します。

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溶接跡はヒートペンで再現しますが、コテ先をちょうどいい幅に加工したものを新たに作って使用しました。
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エンジンデッキの消火器がショボいのが気になっちゃったのでタスカ1/24の2号戦車パーツ眺めながらプラ材で自作します。上からタスカ・自作・キットパーツ。

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最後の難関、クリーニングロッドのホルダーはいろいろ試した結果、エバーグリーンのプラ材をゴッドハンドの精密彫刻刀(1.5mmΦ)で彫って作りました。


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転輪センターのポリキャップ1個だけ紛失したのに気づいたので、ブルーミックスで複製します。
先端の平板部分だけでもよかったのですが、一個だけなので無理やり引き裂き型にしてまるっと複製します。
ブルーミックスは引き裂き耐性無いので一発勝負(^_^;

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工具箱のキャリアをプラ材で作ります。リアフェンダーもリブを追加しました。

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サフ吹いてみたところです。

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やっぱC型シャックルは無いと寂しいのでプラ材削って作り、車体に装着するためのホルダーはキット付属のワイヤーロープ止めを利用しました。装着位置は劇場版仕様ですw
U字型の牽引フックはeBayで見つけた金属製アフターパーツを使ってます。


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側面の牽引ケーブルのホルダーも、金属板とプラ板で作ります。
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フェンダーは切り離して1枚ずつ接着しています。

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ようやくコレの出番です。

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クレオスのガルパン特色が実にどんぴしゃな感じです。
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基本色が塗れたのでパチリ。
ポリ製履帯はガイアのマルチプライマー吹いてからAKの「Dark Tracks色」を吹いてあります。
横のワイヤーロープ用のパーツがひとつ紛失してるので直さないと(^^;

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毒を喰らわば何とやらで、アベールの金属砲身とエッチングクランプ投入します。


1/35よりちょっと大きくなったとはいえクランプ組むのは面倒ですが、もうひと頑張り!
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スコップ先端部分はタスカ2号戦車F型のパーツ複製したのを削ったもの。
クランプも付いてよーやく予定の組み立て完了です。
これでデカール貼れます。

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黒森峰デカールはカステンVol.1にちょうどいいのがあったので採用。
数字は白縁赤数字で212と数字ダブるので手持ちで適当なのがありません…。

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通販で買ってみたワイルダーのドライデカールが程良い大きさなので採用します。
真ん中「212」がカステンの1/35用で、ちょっと字体が違うような気がするけど、まあいいでしょうw 

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マーキング入ってフィギュア仮置き記念撮影です。
ちなみに下の板はIKEAの「まな板」ですが、サイズがピッタリなのでM3ネジで戦車を固定して持ち手として使っています。
(結局このまま展示台になりました)


続けて1/25の西住まほを作ります。
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設定資料を身長163cmにあわせて縮小印刷したものでサイズ感を確認。あとはそれをテンプレとして見ながら軽量パテ盛ります。今回は細いアルミ線を骨にしてポーズ付けた状態で造形。靴は別途左右のサイズ合わせて削り出して合わせます。

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今回は複製無しのワンオフです。
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ここまでは2日ほどで一気に作りました。目は鉛筆で描いてます。
写真に撮ってみるとどうにも印象が違う。前髪の感じが違いますね。

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前髪一部削って作り直しました。


サフ吹き、ホワイト吹き後に基本色乗せて目を描くところまで一気に行きます。
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写真に撮ると眼の印象がくどいですね。鉛筆描きの方が良かった感じです。

眼の塗装を修正します。20倍の実体顕微鏡を使って確認しました。
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ざっくり塗装して様子みてるところです。
顔の造形や塗装にはじっくり時間をかけるべきですが、今回は持参予定の東京AFVの会まで時間が無いため、とりあえずこれでOKとしました。



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細部塗ってつや消し吹いて完成です。
※実はジャケットのお腹の縦は赤ラインがありません。モノクロの設定画だけ見て塗ってたので後から気づきました(^^;

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というわけで、タミヤ1/25タイガーI型、完成でありますー!
※ボールマウントは、この後グレーに塗りました。


作りながらツイートしたものは、Twitterのモーメントとしてまとめていますのであわせてご覧ください。

完成写真は改めて撮りなおします。
今回はこんなところで。
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posted by あらけん at 00:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 模型
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