ガールズ&パンツァーでプラウダ高校車両として登場する、KV2「カーベーたん」を作ってます。
キットはなつかしのタミヤ1/35です。
思えば、タミヤのKVシリーズに入っているこのオジサンとは、30ン年ぶりの再会かも。
やはりKVシリーズといえば履帯の垂れ下がりでしょうということで、安く買えたブロンコの可動履帯に換えてみます。画面に登場するCGモデルのとは形式が違うみたいですが、ここは雰囲気重視で。
こういうのは一気にやるに限りますね。
なかなかカッチョイイですぞ!
こうなると、やはり砲塔上にはカチューシャ隊長をKVオジサンと同じポーズで仁王立ちさせたいところ。
まあ、いずれそのうちですね…。
ところで、履帯を換えてはみたものの、起動輪との噛み合わせが微妙に悪い。
まさかと思ってネットで探した博物館のKVシリーズの起動輪の歯を数えて見ると16枚。
タミヤの起動輪は17枚。まあ噛み合いませんわな(苦笑
また、調べてみるとフリウルの履帯には(正しい歯数の)メタル起動輪もついていることがわかりました。
素直にフリウルにしておけば良かった…。
なお、うかがったお話ではモデルカステンのKV用履帯は、タミヤの起動輪ピッチに合わせて作られているとか。
なのでタミヤキットにはバッチリ合います。さらには起動輪パーツ自体が入っているようなので、他社キットでもそのまま使えるようです。
ということで履帯はブロンコの可動にしたんですが、タミヤの起動輪との噛み合わせがイマイチです。
結局後から買ったフリウルの履帯には歯数の正しいメタル起動輪が入ってますので、これを複製して使うことにします。フリウルの起動輪と履帯でもう一台カーベーたん作るとも思えませんが…。
複製は「たい焼き式」で、レジンを開いたシリコン型にそのまま乗せて爪楊枝でボルト頭の気泡を取り除き、型を合わせて重しを乗せて固めます。
何個か作って按配の良いのを使います。
砲塔ハッチとか152mm砲基部とか写真見ながら適当に弄ってます。砲身はファインモールドのアルミ製。トラペ用なので根元で切り詰めて使用。ターレットリング前方の跳弾板も削り取ります。第9話で華さんがクリーンヒットきめたKV2のウイークポイントですね。
キットはモーターライズ用の穴が開いてますが、底面は特に見ないのでそのまま。横にギアボックス通す切り欠きと電池押さえ用の隔壁をとめる穴が開いてるので塞ぎます。あとシャーシの横が微妙に隙間が開いていて、真横から見たとき光が透けてカッチョ悪いので、透け防止にプラ材を貼っておきます。
このキットの砲塔ハッチは変なロック機構のようなものがついていますが、実車にもタミヤの新キット(1/16、1/48)にもついていませんので削り取ります。
ハッチはモールド削り、穴を埋めてドライバーズハッチ用の内側パーツをつけてみました。濃い色はタミヤのT34あたりから持ってきたパーツ。
砲塔上部3箇所のペリスコープガード(?)も、筒抜け感あってイマイチなので、プラ板で天板部分を付けて奥行き感を出したり、その他もチマチマと。あと手すりは0.5mmの真鍮線で工作してます。
OVA5話の作画と本編登場のCGモデルでは、KV2の細部が微妙に違うのですが、ここはCG仕様にしておきます。具体的にはフェンダーステーの肉抜き、ワイヤーロープの有無、あとはターレットリング前部の跳弾版の有無とかですね。 実は転輪等も違いますね。
この瞬間、砲塔内では今回作ったニーナ、アリーナ達がヒーコラ言いながら分離装薬式の152mm砲弾の次弾装填を急いでいたと思うと、チョッピリ複雑な思いになりますね(笑)。サイドストーリーとして、プラウダ側のエピソードも見てみたいものです。
サフを吹きました。
ということでトレフェスでの作例展示です。準備不足もあってサフ地での展示でしたが、フィギュアの展示がメインなので、これはこれでよかったのかも。
ベースには余っていた「印刷できるプラペーパー」を両面テープで貼ってます。表面がつや消しなので簡易新雪表現ということで(苦笑
黒サフ、緑、シリコンバリアー、白と吹いてから、デカール貼ります。
外部燃料タンクはタミヤのT34のものを使用。
はげチョロと雪表現は、まだ途中。