zbrushでの楽造形 - へぼへぼ日記

フィギュア造形をzbrushでのデジタル作業に移行したのが、ちょうど１年ほど前の2023年2月からなのですが、1年経った今でもまだまだ経験不足は否めずzbrush造形のスキルアップが必要と感じています。スキルアップのために、ここでは何はともあれ練習を重ね数をこなすことを目指します。

次回ワンフェス(2024夏)の申込みは済ませましたが、申請した版権モノを本格的に開始する前にzbrushでの楽造形（細部に拘らずお気軽に造形して完成とする）を練習の一環としてやってみます。巷ではちょうどプロ野球もシーズン前のキャンプインが話題ですが、そんな感じでの練習造形です。ひとつひとつの造型を行う中で、現在の問題点や課題を明確にし、それを改善していくことを繰り返す、いわゆるPDCAサイクルをぐるぐる回して改善しスキルアップしていこうというわけです。何事も王道なしですね。

指向するのはアニメキャラ造形ですので、何はさておき顔が似ていることが必要ということで、顔周りのバストアップを作ってみます。

とりあえず身近なところから、3月に入ったところでガルパンキャラを何点か。

顔だけですが3月頭の終末3日程で継続と黒森峰の12人を作ってみました。上記画像はzbrushのモデルをsk_lineshadersブラシを使ってアニメ風にフラット表示させたものです。

美少女キャラフィギュア造形では、瞳部分は極力フラットに造形して元絵のアイプリントを3Dモデル上にも転写する方法が多く、確かにパッと見の見栄えは良いのですが面白くない。ということで自分は以前より上まぶた等も作り込んでいたのですが、今回は全て瞳の虹彩やハイライトも造形で表現しています。先のワンフェスでは1/20のニパさんと錦木千束で実践した内容ですが、造形だけで表情が明確に付けられるのが気に入っています。塗装も思いのほか楽チンでした。

以下製作順に紹介します。

継続高校

ミカ

ヨウコ

ユリ

タミ

ミッコ

アキ

黒森峰女学園

逸見エリカ

赤星小梅

小島エミ

飛騨エマ

入間アンナ

勝矢メグ

とりあえず12体を一気に作ってみました。ちょっと微妙なのもありますが、ひとつをグジグジ弄るよりも、ある程度作業時間を決めて終わりにし、どんどん新たに作っていった方が良いように思いましたのでそうしています。

エリカその２

続いて3月6日は逸見エリカの生誕祭ということで、決めポーズを作ってみました。

大きく口を開けた表情はパース表示にしても画像そのままを立体化できませんでした。もっと上手くやればできるのかもしれませんが、今回はこんな感じです。まだまだですね。

ちなみに画面外はちゃんと作ってません(^^;

参考画像

緒山まひろ＆みはり

さらに同日は「お兄ちゃんはおしまい」の緒山まひろの生誕祭ということなので、続けて作ってみました。OPからの１シーンです。

ちなみにコレも見えないところは作ってません。右腕はOPのスクリーンショットを正確にトレースしたつもりなのですが、立体にするとちょっと心もとない感じですね。

OPでは妹のみはりとのツーショットですので、ついでに作ってみます。

造形手順の話を全然書いてませんが、髪の毛は上記のガルパン含めSK_Hairブラシですね。自動グループで各毛束をmoveとinflateで形を合わせてZリメッシャーしてます。楽造形なのでくっつけてダイナメッシュとかはしてません。首から下の造型はIMMプリミティブのキューブと円柱を適当にリサイズ配置後にmoveブラシ中心に造形してダイナメッシュしてる感じです。１年前はこの程度の上半身素体ひとつ作るにも四苦八苦していましたが、いまゼロから作ってみると思いのほか楽チンに出来るようになってました。服に関して、まひろのスク水は正面形に合わせてキューブをknifeブラシで削りとってハイポリで適当に造形、みはりのビキニは素体をビキニ型にマスクして抽出し整形する感じです。

あと肌色成分多めの造型は楽しいですね。もっと水着作ろうｗ