継続高校タワーワゴン

3Dプリント
ガルパン劇場版に登場する継続高校のタワーワゴンを作っています。

時間と場所は特定されてるけど、詳細は不明と、今月のモデルグラフィックスには書いてありますね。載ってる写真はこの2枚です。
zzz.jpg

こちらがベース車?のようですが、右側面のボンベはついていないようです。
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https://hkm.finna.fi/Record/hkm.HKMS000005%3Akm0020ps
ヘルシンキのタワーワゴンで、路面電車の架線工事なんかに用いられる車両だそうで、
元々馬に曳かせて使っていたのが自動車ベースになったようです。
thumbnail22.jpg
< https://www.finna.fi/Record/hkm.HKMS000005:km0020ph >
この写真は1930年撮影とのことで、雪のヘルシンキは1944年だそうですから、長く大事に使われていたんでしょう。URL先のキャプションには、Omnibusosakeyhtiön Republic と FIAT とありますが、Ford-T型みたいな前の車両がFIATでしょうか? 後方車両は2枚目の写真と同一車両と思われますが、ボンネットにある謎のREPUBLICロゴってOmnibusosakeyhtiön Republicのことなのでしょうか?
で、この車両、ここで色々議論されてました。
https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=fi&tl=ja&u=http%3A%2F%2Fvaunut.org%2Fkuva%2F97225
車両的にはFord-AAベースのようですが詳細は不明。横に付く2本のボンベは、ガス燃料用のものではないかとありますね。ふむ。

ということで、作ってみることにしました。
ベース車は、上記サイトでもFord-AA系とありますが詳細は不明。とはいえFord-T型の流れをくむ車両であることは間違いなさそうです。ということで、Ford-AAの派生型であるズべズダのGAZ-AAを使ってみることにします。
写真と比べるとちょっと違いますが、まあ細かいことは気にしない(苦笑
xDPP_0055.JPG

xDPP_0062.JPG

タワー部はプラ材でスクラッチでもいいのですが、バランス等見るため何度か作り直す必要がありそうです。

ということで、3Dで作ってみます。
以前から3Dには挑戦しようと思っていたのですが、今回初挑戦ですw

実車も良くわからない状態で細かいこと言っても仕方ないので、
目分量でパパッと作っちゃいます。
名称未設定 2.jpg

で、つい先日組みあがったディアゴスティーニの3Dプリンタ「idbox」で出力してみます。
試作1
まずは大きさだけ合わせてみた感じです。
xDPP_0066.JPG
試作2
ちょいとバランスを変えてみました。
xDPP_0071.JPG
試作3
ホイールベースを伸ばしました。
xDPP_0074.JPG

ちょっと精度が足りないので最終的には使えないかもしれませんが、
上の3枚は部品分割無しの一体出力してます。
結構無理やりですね(笑

試作3で結構ソレっぽくなってきましたが、色々分からない点も多いです。
無題2.jpg

トンボみたいなのの用途は?
(架線を持ち上げたり引っ張ったりに使うんだと思いますが)

後ろの丸いのはケーブル?ワイヤー?
Tower_wagon_1955.jpg

この写真見ると、どうやら架線張る用のワイヤーでしょうか。

あと、昇降のための構造は?
http://www.vertikal.net/en/news/story/9185/
このへん読むと、手動との記載もありますが。ヘルシンキのコレはどうなんでしょう?

thumbnail23.jpg
タワーワゴンでも戦後の型だと、伸縮用の機構として油圧シリンダーやボールねじが確認できますが、ヘルシンキのコレは、1930年には完成していたみたいですので、どうやらワイヤーではしご車のように伸縮する構造なのではと思っています。
まあフィギュア乗せるためのベースではありますが、もう少し調べないとですね。

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