古くからの模型ファンならご存じのとおり、かつて30年くらい前にファインモールドの前身である「無限軌道の会」からリリースされていた、鳥山明さんデザインのキャラをフィギュア化したプラモデルキット「LISA(リーザ)」というのがありました。今年惜しくも亡くなられた鳥山明さんがパッケージや説明書も描かれていて、ファインモールドのデフォルメフィギュア「ワールドファイターコレクション」シリーズの前身とも言えるキットでした。
下の箱は発売当時購入したもので説明書しか残っていませんが、上の箱は少し前にオクでゲットしたショップ限定(?)バージョンで、お供のアニマル兵士3体がキャスト製で付属しています。今となっては勿体なくて組めません(^^;
このLISA、いつかは自分でも立体化してみたいとず~っと思っていたのですが、作るなら今しかないと鳥山明さんを偲びつつ、今回は本キットの説明書扉イラストをモチーフにファンアートとしてzbrushで楽造形してみました。
ちょっとディテールはまだまだ詰める余地があるのは分かっているのですが、3Dプリンタで出力してこんな感じ。
サフ吹いて目はエンピツ書きしてこんな感じ。ハイライトのみ白で入れてみました。
大きいのは元キットのLISAと同じくらいのサイズ感で出したもの。1/20と1/35でも出してみました。こういうスケール違いの遊びがカンタンにできるのもデジタル造型ならではといえるでしょうか。
そして、この元になったキットを作った「無限軌道の会」といえば老舗のAFV模型サークルということで、11月2日に開催された「東京AFVの会」の賑やかしに本作を持ち込みました。このために急いで出力していたのでした。
賑やかしではありますが、会場投票でフィギュア部門3位を頂いてしまいました。ありがとうございます。なんかすみません。
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